2010年7月10日土曜日

学校菜園~スクールガーデンの話




7月3日(土)CLCAアウラで堀口博子さんに来ていただいて、エディブルスクールヤードのお話を聞きました。


カリフォルニア州バークレー市にある公立校、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア中学校の「食べられる校庭・エディブルスクールヤード」の取り組み事例です。


オーガニック・レストラン「シェ・パニーズ」のオーナーシェフ、アリス・ウオータズさんの「生徒が学校で野菜を作り、それを調理し、給食に出す」という構想を、ニール・スミス校長が受け、話し合いを重ね、スタートしたものです。

ここでは共に働き、分かち合い、理解しあうことにより、 先生と生徒の新たな関係がつくられ、生徒同士が出会う場になっているそうです。
そして学校外のボランティアや外部の人が入ることによって学校の中に豊かな人間関係が生まれるとのこと。

学校で農業を覚えるということではなく、
農園に関わること~食を通して学習の本質を教えられる。


そして生徒の資質や能力を引き出す、発揮させることになり、生徒の違った側面を観察する絶好の機会となっているという。

食の小田原・親子の学習菜園「ゆめキッズガーデン」の開園に向けてがんばらねばと思った一日でした!
参加者感想から
「学校が(教育が)変わっていかないと、豊かな社会の基となる人間らしさが育たないと感じた」
「このような空間が日本でも実現できたらすごいと思います。」
「今日は来てよかった!」
堀口博子さんHP http//www.pebble-studio.com
                       ティータイムも野菜です。
                  農園で収穫したレタス+豆乳ドレッシングサラダ







2010年6月12日土曜日

コスタリカの環境教育

12日(土)JICAの長野由美子さんからコスタリカ・ハイチ小学校での有機農業と環境教育の実践を聞きました。
長野さんのコスタリカでのプロジェクトのホームページhttp://www.lrsarts.com/plas/japones/index.html

8月あたりに環境教育についてワークショップえ、を開催したいのですが、その前のプレ勉強会だったのですが、内容の濃さは予想通りだったのですが、なにせ長野さんのパワーとがんばりに感服。
荒れていた学校の裏庭を2年で農園にしていく様子にびっくり。やる気になって、本気になって、そして一人からでもやり続けること。そうやって周りの人たちがついてきて、だんだん出来上がってくる。一人だから、お金がないからできないと最初からあきらめるのではなく、できるところからとにかくやっていくこと。よし、自分もがんばろーという気持ちになれた時間でした。内容についてはHPをご覧ください。

小学校田植え撮影

6月7日から10日の間、小田原市内小学校の田植えが行われました。さっそくCLCAの撮影隊ソラーズがその様子を撮影しに向かいました。
(ソラーズとは奥の細道を歩いた若者たちのこと。曽良がおおぜいいたため、ソラーズと命名)
実は食の小田原で市内小学校の学校農園や田んぼの活動を記録し、映像作品に仕上げ「子ども映像祭」を開きたいと考えています。撮影したデータを編集し、各学校の取り組みを市民の皆さんに見ていただくのです。地域の特色ある取り組みがご覧いただけると思いますし、子どもたちの体験の様子はとってもほほえましいです!年明けを予定しています。どんな映像祭になるかわくわく!田植えの記録を撮ったのは、芦子小学校、久野小学校、千代小学校、報徳小学校、豊川小学校の五校。苗の成長+子どもたちの成長楽しみです。

2010年5月11日火曜日

セシリアのパーマカルチャーライフデザイン教室

5月1日晴天。オーストラリアからやってきたセシリアのパーマカルチャーライフデザイン教室。







パーマカルチャーとはオーストラリアで生まれた農園づくりの考え方で「すべてはつながっている」というエコシステムの基本を畑にデザインしていくことによって、人と自然、人と人、人と地域がつながっていくといういもの。








                              よーく観察してみましょう!


   セシリアってどんな女性だろう?

   今日はどんな人たちが集まるのだろう?

   少々不安に思いながら参加した25名でしたが、バーゴラの下での自己紹介ですぐ打ち解ける。
     




   セシリアはめちゃくちゃキュート。

   「今あるものでしょうがないと思わないことですよ!」

   自分の生き方や生活の仕方をデザインしようと参加者全員が前向きな気持ちになって、

   みんな元気に!

   ランチは高野豆腐ハムサンド・トマトのペンネ・とれたてキャベツとスナックエンドウ+ソイソース・


   たけのこ・玄米サラダ・ソイクリームトライフル・大磯オイコスさんのコーヒー・三年番茶



                    コーヒー袋で鉢をくるんで、レモンの鉢植え完成
                    この袋もオイコスさん提供。

                    次回は6月19日(土)を予定




  
















  

















2010年5月7日金曜日

おくの細道プロジェクト

おくの細道プロジェクトとは、新しい生き方を見つけるためのプロジェクト。いわゆるひきこもりとかニーととか呼ばれている若者たちと「四民の方外」~四民(士農工商)以外の生き方を探し求める日光までひたすら歩き続けるプロジェクト。

一行の名前はソラーズ。小学生から60歳まで、フォトジャーナリストのアメリカ人もいる。いったい何の団体かと思われていたはず。

4月24日 越中島から水上バスに乗り、桜橋下船。台東区にある西徳寺で結団式を行い、
芭蕉と曽良がたどった奥の細道に出発。


一里塚のあたりには茶店があったんだろうねと

一句ひねる 「かしわ餅 みたらしだんご からみ餅」

越中島~越谷~幸手~小山~鹿沼~日光へ。

1週間の旅、食べることは大切。

芭蕉や曽良は何を食べていたのだろう。


食事は小さなウイークリーマンションで食事部隊が作った。
ある日の弁当は ひじきごはん・高野豆腐のフライ・ごぼうの梅煮  ヘルシーでうまかった。

石綿さんのレモンライム使用のリンゴ煮も大好評。

最終日の朝、裏見の滝に行き、滝の前で作った俳句を謡った。
滝の水のリズムが幻想的な雰囲気を醸し出した。



8日から9日は那須の段 殺生石と遊行柳の能の旅です。























2010年4月18日日曜日

安穏朝市に出店



4月16日(金)8時から第一回安穏朝市(あんのんあさいち)に

CLCAも食の小田原の参考のため出店。


銀座にある旅館吉水「ちょっと前の日本の暮らし塾」が、日本のの寺社や地方で引き継がれてきた“朝市”を、本願寺築地別院で、親鸞聖人の御命日の毎月16日に開催。
CLCAは小田原産タケノコを持って参加。

あいにくの雨に加え、気温は9℃。寒かった。


でも市は元気いっぱいだった!


かかえきれないほどの野菜を持った男性が、うちに立ち寄りタケノコ購入。

何者かと尋ねたら・・すぐ近くのイタリアンレストラン「ボンマルシェ」のシェフとのこと。納得。

さっそくランチしにいったらなんと、小田原のタケノコが入口にあるではないか!感激!!
春野菜のリングイネにタケノコを使っている。
これこそ顔の見える流通。おいしかった!
   
シェフの薄さんは子どもの時に味覚を育てることは大切と語ってくれた。
    
小田原でもお寺や神社で小さくていいから市をたてよう。
安穏朝市は次回は5月16日。様子がわかったから、次は「食の小田原」をアピールしてこよう。
野菜や加工品で、ご協力いただける方、ご連絡ください。
 



2010年4月17日土曜日

ゆめキッズガーデン・サポーター募集

食の小田原では親子の学習菜園「ゆめキッズガーデン」の開園準備を始めました。
場所は小田原市久野で広域農道沿いです。現在掘り起こし作業中ですが、造成地だったため、石の除去作業に追われています。緊急に人の手を必要としています!
一時間だけでも、休日だけでも、ご自分の都合のいい時だけの参加でけっこうですので、一緒に「ゆめキッズガーデン」を作っていくサポーター大募集します!参加希望の方はCLCA事務局まで。
電話 0465-35-8420   clca@clca.jp
5月6日(木)13:00から 現地見学会を行います。こちらも詳細はCLCAまでどうぞ。

2010年4月3日土曜日

めざせ食育マイスターその4

さていよいよ不二家さんのおいしいお菓子と小田原産のフルーツを使ったスイーツ作り。

講師の葛恵子先生です。

「人のために作る」ことには何が大切か、スイーツ作りで心をこめてつくることを学びます。

果物は飾りとジャムになります。





小田原産キウイと湘南ゴールド





不二家さんの北海道なめらかチーズケーキ・北海道白いチーズケーキ・地養卵プリン・パウンドケーキ

デリシャスパイに泡立てた生クリーム、作ったキウイジャム、ジャム、チョコスプレー、チョコシロップ、アーモンドスライスなどなどでトッピング。



こんなに楽しいおもてなしデザートの出来上がり!

ティーパーティーです。




めざせ食育マイスターその3

   小田原にようこそ!と小田原加藤憲一市長もかけつけてくれました。
   今日一日小田原を堪能してリピーターになってくださいね!

お昼はCLCAが作った「小田原いっぱいのお弁当」。小田原産のお米や食材を使用の地産地消ヘルシー弁当。そぼろは高野豆腐、ハンバーガーはオートミールやナッツ類で作ったべジバーグ。菜の花を飾りました。


梅の里センターのある小田原市曽我地区は梅の名産地です。鳥居家の酸っぱい、でもおいしい、きれいな梅干しをどうぞ。


もうひとつ、小田原の干物です。ひものの早瀬さんの豆鯵の干物。頭から全部食べられちゃいます。


めざせ食育マイスターその2

 「めざせ食育マイスター」開講式 ペコちゃん登場で会場は盛り上がりました!







開講式の後はかまぼこ作り。小田原と言えばかまぼこ。石井さんの畑では小田原のかんきつ類から農業について習いましたが、今度は海の魚の保存食を習います。講師はかまぼこ作り50年の大ベテラン(株)鈴廣かまぼこ本店の佐賀さん。あっという間に美しいかまぼこが形づくられる佐賀さんの技術に子どもたちはびっくり!
「どうやったら上手になるの?」という質問の答えは、「努力と根気!」ただ一言でした。納得。
写真はかまぼこ作りに挑戦する不二家代表取締役桜井社長です。



(株)鈴廣かまぼこ本店代表取締役鈴木社長も参加
  
  これから蒸しますよ。出来上がったかまぼこはおみやげ。
かまぼこの説明を受けました。







2010年3月31日水曜日

3月30日めざせ食育マイスター・その1

3月30日 毎日小学生新聞社主催・不二家ファミリー文化研究所協賛・NPO法人小田原食とみどり、(株)鈴廣蒲鉾本店、CLCA協力の「めざせ!食育マイスター ~親子で楽しむスイーツ・かまぼこ作り~」が、小田原市曽我の「梅の里センター」中心に開催されました。





公募で集まった親子14組30名、梅の里センターから富士山、箱根連山、小田原市、相模湾がずーっと見渡せる絶景を見に出発!前日の雨がうそのように晴れて、素晴らしい大パノラマが目の前に!NPO法人小田原食とみどりの鳥居理事の「しじみ物語」を聞きながら、しばし小田原の景気を楽しみました。




そのあとは小田原市田島の石井さんの畑でゴールデンオレンジの収穫体験。

石井さん、畑を開放してくださってありがとうございました!

「しじみ物語」についてはまた今度。

2010年3月28日日曜日

小田原の米でおもちつき

3月27日(土)無尽蔵プロジェクトキックオフイベントで、小田原産のモチ米でお餅つきをしました。
「食の小田原」はパネル作成・シンポジウム・餅つきすべて子どもたちの手で行いました。「食の小田原」はいつも子どもたちも一緒が特徴。未来を担う子どもたちを巻き込むことはとっても大切。


志村屋米穀店・NPO法人21世紀の農学校・はじめ塾(高校生たちが作った)の地元のお米です。

  まずは加藤市長と記念撮影!

中で写真撮影している間に、 外ではモチ米が蒸しあがり、高校生たちが餅つき開始。毎年暮れに自分たちで作ったお米で100臼くらい餅つきをしているので、みんな慣れたものです。


つきたてのお餅は女子やお母さんたちの手で磯辺モチときなこもちとなり、会場のみなさんに食べてもらいました。めちゃくちゃおいしかった!!



  
ブースでのインタビュー。かなり緊張。中高校生が米や野菜、みかん、お茶を作っていることを説明。自分たちの農体験で学んだことや、これから親子で楽しく体験できる「ゆめキッズガーデン」について熱く語ってくれました。



 かなり緊張したシンポジウム。小田原は交通の便がよく、緑も豊かでいい街、特に食べ物がおいしい!と市長の質問に、緊張しつつも、しっかり小田原のよさをアピールしました。
















2010年3月17日水曜日

親子の学習菜園

恵泉女学園の澤登早苗先生に出会いました。澤登先生は恵泉女学園の生活園芸で、農業をまるっきり知らない女子大生たちに、野菜づくりを教えていらっしゃいます。土に触れ、野菜を育て、収穫し、調理して食べる。大学生たちは人とふれあい、自然とふれあう中で、自分が今まで口にしていたり買っていた野菜、食べ物の大切さを学び、いのちの循環を学んでいます。澤登先生は港区で未就学児の親子のための菜園教育もされており、これがまたとっても楽しそう!小田原にもこんな楽しい学びの菜園があったらと願っていたら・・秋くらいにオープンの動きがでてきました。澤登先生も小田原にいらしてくださりそうです。作るところから関われる人大募集。まだ詳細は決定していませんが、一緒に作っていきたい、参加したい、興味があるなどなど・・・の方はCLCAまでご連絡を。0465-35-8420(月~金 10時から17時) info@clca.or.jp

2010年2月19日金曜日

めざせ食育マイスター3月開催

毎日小学生新聞主催、不二家ファミリー文化研究所協賛の「めざせ!食育マイスター」2010年春休みの開催地に小田原が選ばれました。このイベントの趣旨は「食」を通して応募した家族・開催地域の人とのコミュニケーションを図り、実際に料理を体験したり、自然に触れ合ったりすることで、「食」の大切さや食べものへの大切さを学ぶことです。小田原を知ってもらう機会として、また地元とみなさんの出会いの機会になればと思っています。開催日は3月30日(火)場所は梅の里センターを中心に曽我地区で行います。午前中がレモンやゴールデンオレンジの収穫体験、かまぼこ作り体験、午後は不二家のお菓子に地元のフルーツを使ったお菓子作り(講師:葛恵子さん)をします。現在、NPO法人食とみどりさん・(株)鈴廣さんの協力を得ながら準備進行中です。詳細、お申込みはhttp://mainichi.jp/life/edu/maishou/

2010年1月14日木曜日

市役所のロビーに展示しています


 未来の食卓上映会の時に展示した団体の活動や学校菜園のパネル展示しています。
(1月15日まで!)

キックオフイベント「未来の食卓」自主上映会



2009年12月20日(日)小田原市民会館小ホールで「未来の食卓」というフランスのドキュメンタリー映画を上映しました。未来を担う子どもたちの健康を願い、学校給食と老人向けの宅配食をオーガニック化した南フランスの小さな村の取り組みを追った映画です。

小田原市で青少年の健全育成に取り組んだり、有機農業を推進している人たちで実行委員会を結成し上映運営。また多くの団体の協力と小田原市と小田原市教育委員会の後援をいただき開催しました。

同時開催のシンポジウムには加藤憲一小田原市長も参加。食のアドバイザーとして全国を飛び回るスーパーウーマン山本洋子さん、30数年自然農法に取り組む小田原市久野の石綿敏久さん、ぴよぴよクラブなど若いお母さんたちにエールを送る元気いっぱいの椎野典子さんと「食」の大切さを語り合い、会場のみなさんと「食」について一緒に考える時間となりました。

ロビーでは有機野菜や天然酵母パン、安全な食材やお米の販売、芦子小学校・久野小学校・千代小学校の学校菜園紹介も行いました。